阪神・淡路大震災で多くのボランティアが活躍し、災害ボランティア元年とも呼ばれていますが、同様、東日本大震災でも多くの災害ボランティアが、被災された方々のニーズに答え、寄り添い今もなお活躍をされ、全国に「絆」 という言葉が広がりました。
本会でも、被害の甚大さを重視し、平成23年5月・6月・7月に災害ボランティアバスを宮城県岩沼市に運行し、多くの熱い気持ちを持った災害ボランティアの皆様と被災家屋のかたづけや床下の泥だし・敷地内や田畑の瓦礫の撤去作業を行いました。また、その後、発災した和歌山県の水害にもボランティアワゴンを運行(社協職員により結成)し、被災地災害復旧支援活動を行いました。
自然災害はいつどこでどんな規模で発生するか予想がつきにくく、「想定外」という言葉が乱れ飛びます。発災後は可能な限り早期に復旧させることが、被災された方々の負担や悩みの軽減につながり、災害ボランティアの活動の姿やちょっとした声かけが、被災された方々を勇気づけるということを今回の被災地支援で学びました。
本会では今回の災害を教訓に、平常時から災害ボランティア活動登録を実施し、災害発生時にはできるだけ早期に活動を開始できる体制づくりを進めたいと考えています。本市内での活動はもとより、市外・府外へのボランティアバスやボランティアワゴンを運行する際についても登録いただいた方に対し、メール一斉送信を行い、被災者のニーズや作業内容、活動日などの情報を伝え、スピーディに災害ボランティアを結集し被災地支援活動を行って行きたいと思います。
登録方法
○下の「河内長野市社会福祉協議会災害ボランティア活動登録用紙をダウンロードしていただき、必要事項を記載の上、ksyakyou@silver.ocn.ne.jp宛へE-mailでご返信ください。なお、faxや郵送、持参でも登録可能です。